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春節ってお正月のこと?


2月8日から春節が始まります。春節と聞きくと、近年では大挙して押し寄せる中国人観光客による“爆買い”を思い浮かべてしまいますが…(^^;)。その“爆買い”最近では日用雑貨や家電、医薬品にとどまらず、さらに体験型施設にまで及んでいるんだとか。美容、カラオケ、居酒屋…ラブホテルにいたるまで(^^;)。ラブホと言っても、奇抜な外観やバスルームやベッドなどの凝った内装に興味をそそられてのこと。この調子だと近いうちに地方の田舎の結婚式場にまで足を伸ばす観光客も現れるやも。いくら中国経済が爆発的な発展を遂げたとは言え(近頃陰りも見え始めてはきておりますが)海外を訪れる経済力のある中国人はやはりほんの一部。春節となると中国国内では、多くの人々が日本の盆暮れ同様、親元へ帰省したり遠方の親族知人を訪ねたりするのだとか。13億人以上の人口を抱える中国。皆が皆移動するわけではないにせよスケールが桁外れに違う。さながら民族大移動と言ったところでしょうか。春節と言えば日本では“旧正月”にあたる。日本では明治時代1873年にグレゴリオ暦が採用されて以来、正月をはじめとするすべての暦が太陽暦で勘定されるようになった。中国、韓国、台湾、ベトナム、北朝鮮、シンガポール、マレーシア、インドネシアetc.アジア各国は太陽暦を採用していようとも、旧暦で歳時や年中行事を執り行っている。日本だけが異例なのだ。そもそもアジアモンスーン地帯に暮らす農耕民族にとっては、旧暦のほうが季節感がしっくりくるように青桃なんかは思う。新暦と旧暦とではほぼ5週間ずれている計算になるのだが、一年で最も寒くなるのも2月上旬の時期を大晦日、元旦に当てはめてみると、お伽話の「笠地蔵」のシチュエーションも合点がいく。もう近々やってくる3月3日桃の節句にしても、旧暦だと4月7日くらいにあたりちょうど桃の花が開花する時期と合致する。5月5日端午の節句は旧暦では6月9日くらいとなって、初めを意味する「端」と太陽が最も高く南中する「午」の方角とで、間もなく訪れる夏至とぴったり一致するのだ。世界標準が太陽暦となった現代、今更旧暦に戻してくれ~とまでは思わないものの、人類の歴史において長きにわたり積み重ねてきた旧暦。先人の知恵が詰まっている。温故知新、今少し見直してみると、地球に優しい生き方を模索する上で大いにヒントとなるかも。