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プリントゴッコあの頃君は若かった

 

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12月師走に入ったからにはそろそろ年賀状の準備せなぁ。昨今は電子メールやSNSなんかでお年始のご挨拶を済ませる企業や個人も増えているんだろうけれど、青桃の場合やっぱり年賀はがき派かなぁ。はがきの文面のデザインを考えるのが結構楽しくて。今回は葛飾北斎の富嶽三十六景から背景を戴き、その上に賀詞やら挨拶文やら住所なんかを重ねて配して…なかなかよさそ~(^^)。そうそう文面印刷と言えば昔プリントゴッコってありましたよねぇ。年賀状印刷に革命をもたらしたあれ(^^;)。シルクスクリーンの原理を活かし、家庭で手軽にバラエティーに富んだデザインができる。キャッチーなネーミングと相まって、一大センセーションを巻き起こした。プリントゴッコが我が家にやって来た日にゃ、家族みんなでぴかぴかやってそれぞれ違う絵柄を作って比べっこしたっけ。プリントゴッコ以前は母が大奮闘してゴム印に来年の干支を彫り、家族みんなで手分けして版画の要領で刷っていた。それはそれで味があってよろしかったんですけど。兎角プリントゴッコブームは凄まじかったなぁ~毎年届けられる年賀状の大半がプリントゴッコで刷られた物だった。まるで人気車種の後継機が次々と世に送り出されるかのごとく、毎年改良モデルが発売されていた。プリントゴッコを徹底的に使いこなしいかに素敵なデザインの年賀状を作るかといった、いわゆるハウツー本なる物まで出回っていたいたっけ。雲行きが代わったのは1990年代後半。Windows95が鳴り物入りで世に出て以来、急速に一般家庭にもパソコンが普及し、代わってエプソンのカラープリンタが台頭。世界標準とまで称されるほど市場を席巻した。年賀はがきの文面も様変わりし、あたかも有名タレントのブロマイドのごとく軒並み家族やペットの写真に取って代わられた。2008年プリントゴッコはついに本体販売終了へと追い込まれ、2012年には消耗品の販売も終了したそうな。プリンタ天下の時代がずっと続くのかと思いきや、近年では年賀状を送る事自体が少なくなっているような…年賀はがきの発行枚数は2003年の約41億2000枚をピークに年々減り続け、今年2015年では約30億2000枚となっているらしい。そりゃ人口が減少しつつあるんだから年賀はがきの枚数も減るわなぁ。ところが、一人あたりの年賀はがき購入枚数も減っているのだとか。年賀状離れの進行は確実といえる。ちょっと前までは年賀はがきなんて暮れも押し迫って慌てて買いに行こうもんなら、どこもここも売り切れ売り切れのオンパレードだった。今じゃ郵便局の方から早々と売りに出向いてくるくらい。そのうち年賀状の習慣そのものも絶滅してしまうのかなぁ。祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらはす…なんて感慨にふけっとる暇があったら、はよ年賀状の絵柄かんがえよ~。