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かぼちゃの起源

ハロウィンと言えばやっぱりかぼちゃ。以前ハロウィンについて書いた際ちょこっとだけかぼちゃについて触れたのですが、あれじゃまだまだ物足りない。青桃だってご多分に漏れずかぼちゃ大好き。江戸時代から女の好物「芝居、蒟蒻、芋、蛸、南瓜」て言うじゃないですか。だから今回はかぼちゃを堪能し尽くしちゃお~。
ハロウィンお馴染みのあの濃いオレンジ色のかぼちゃ。いかにも美味しそうなんで物は試しと食したところ、べちょべちょの繊維みたくちっとも美味しくない。これはポペかぼちゃと言って観賞用なんだそうで(^^;)。
英語でかぼちゃはパンプキンpumpkimと言いますが、厳密にはオレンジ色の皮の物をそう呼び、その他のかぼちゃの総称はスクウォシュsquashと呼ぶんだそうで。言われてみれば普段口にするかぼちゃ、表皮は深緑で色も味も全然違う!
かぼちゃは中南米原産ウリ科の果菜で大航海時代に伴って世界各地へ広まっていった。日本への伝来は16世紀頃、ポルトガル人によってカンボジアから持ち込まれたとされる。カンボジアが訛ってかぼちゃになったというのは有名な話。そのときもたらされたのが一般に日本かぼちゃと呼ばれる黒皮南瓜。従って日本では長らくかぼちゃと言えば専ら黒皮南瓜であった。

かぼちゃと言えば冬至。
中風(脳卒中)予防になると冬至にはかぼちゃを食べたりするけれど、でもこれって明治になってからの風習なんだそうで。意外や意外、随分と新しい風習なんです。この頃くらいからアメリカから西洋かぼちゃがもたらされ日本で普及し始めたんだとか。
現在日本ではえびす南瓜いわゆる西洋栗かぼちゃにすっかり市場を席巻されてしまっているんですが、黒皮南瓜だって美味しい。
事実江戸時代の女性たちの好物と言えばこのかぼちゃだった。
青桃はこうやって、黒皮南瓜をいただいております。黒皮南瓜をちょっぴり大きめの一口大に切り、しっかり目の甘辛だしにひたひたにして煮含める。煮上がったら粗熱を取って涼しげなガラスの器に移し冷蔵庫へ…冷えた頃合いを見計らって食す。これが美味い。箸を入れるとすうっと切れて、食感は水羊羹みたくねっとり、お口の中で芳醇な香りが広がります。ちょっとしたデザート感覚でいただけます。