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冥王星が準惑星に降格!

冥王星の地下に氷の地盤?NASAの無人探査機「ニューホライズンズ」の冥王星観測データのまとめが、米国科学雑誌「サイエンス」掲載されました。それによると、冥王星の地盤はかなり硬い氷で出来ており、大気は地球の1/10程度とかなり低いことなどが判ったそうな。
冥王星はアメリカ人天文学者トンボーによって1930年に発見された天体。
今回トンボーの遺灰の一部がニューホライズンズに載せられたんだとか。
アメリカ人が発見した星をアメリカが探査する。冥王星冥利に尽きます。

それはそうと地球から48億km、10年近くにおよぶ旅路の末、遙々冥王星くんだりまで…思えば遠くへきたもんだ♪因みに小惑星イトカワからご帰還の無人探査機「はやぶさ」は往復50億kmのサンプルリターンの旅。帰り道迷子になり、太平洋ならぬ太陽系ひとりぼっちだったっけ…

冥王星と言えば、2006年(ニューホライズンズが地球を飛び立ったのも奇しくもこの年)に惑星から準惑星に降格?(降格とは失敬な!)となった。
冥王星の準惑星への降格を受けて衝撃が走ったのは天文学界ばかりではない。アメリカ人の嘆きはいかばかりか…ディズニーキャラクターのプルートさえ、冥王星発見の快挙にちなんで名付けられたほどなのに…ただでさえ擬人化されずに犬のまま、しかもねずみの飼い犬なのに、降格となったら野良犬になっちゃうのか…(もしもこれがグーフィーなら服を脱がされ首輪につながれ飼い犬に格下げってことか…(^^;))それは冗談として、他にも元素名プルトニウムは冥王星からいただいたものだし。
とりわけ占星術界は騒然となった。占星術において冥王星の象徴するスケールはかなり大きい。破壊と再生、生死、セックス、全か無か、絶大なる力etc.この星は個々人によりも社会全体に及ぼす影響の方が大きい。さすが冥王というだけあって人類存亡?に関わる重要な地位を占める星なのだ。

あれから早10年、冥王星の存在感は薄れるどころか益々増している。
実際降格以後、次々に新事実が明らかになっている。『冥王星型天体』への昇格あるいは昇格が待たれる冥王星の仲間がいたり、冥王星が属する『太陽系外縁天体』は発見されただけでも1000を超え、それら無数の星々に太陽系は取り囲まれていたり…と太陽系や惑星の概念を根底から覆さんばかりの発見が!冥王星はまだまだ未知の宝庫なのだ。
それに今のところ人類存亡にもさして影響はなそう。
とは言え冥王星の公転周期は何せ248年なもんだからたかだか10年くらいでは答えは出ないかぁ。人類の文化や思想、死生観と深く結びついている神秘の天体。冥王を名に負い静かに太陽系外縁を巡り続けている。