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『赤い衝撃』青桃だけれど…

 

それは昨日のことだった。
風呂上りに、左足を一歩脱衣所に踏み出した瞬間、その衝撃は走った。
壁際には、皺くちゃに折れ曲がったバスマットの残骸が…
取りあえず、空いている左手でカウントを取る。
「ワン、ツー、スリー」青桃、まだ立ち上がれない。
引き続き、カウントを続ける。
「フォー、ファイブ…」
テンまで数えゴングが鳴り響こうとも、青桃、全然立ち上がれない。
「落ち着け、落ち着け、深呼吸をして。ホットコーヒーでほっこりしていることでも想像して…」る場合か!
すっぽんぽんのフルモンティーだよ!
今度は、空いている右手で洗面台の縁をつかむ。今度この手を離そうものなら、目も当てられない。必死で洗面台にしがみつく。
然して、どうにかこうにか立ち上がり、二足歩行にて脱衣所より脱出した。

そんなこんなで、今朝からケツが痛い。
今日一日の仕事のうちで、もっとも腰が痛かったのは、
“シャッター棒をはずす作業”だった。
この際、腰痛持ちのメランコリックな気分を十二分に堪能しておこう。
マイナスのインシデントをも書くための肥やしに変えていく。青桃は貪欲なのだ。
ついでに実験もしてみた。
こんなポーズをとって、腰痛に響かないかどうだか…なんてチャレンジャーな。
先ずは、180度前後開脚。痛くな~い。実は青桃は体が柔らかい。
ついで、Y字バランス。痛くな~い。
最後に、立位からのブリッジ。全然痛くな~い。
どうやら筋肉や筋には異常はないようだ。
調子に乗ってローテーブルからジャンプしてみる。
「痛って~!」
これはきっ~く!飛び降りた途端に飛び上がった。
次に、だるまさんの格好で、床で腰のあたりをごろんごろんしてみる。
「痛いタイタイタイ…」
床の上でかたまってしまった。
「これは骨だな…どうやら長引きそうだ」
腰にコルセットを巻きながら、そう思った。

お粗末。。。